動画エンコード用にオーバークロック☆PCパーツ換装
思い至った経緯
最近の動画ライフでは、MHF動画のzoome用(今はニコニコ動画はやってません)エンコードのほかに、PSP用動画のエンコードもたくさんやっています。
編集がいらない場合はHandBrakeを使ったりしますが、それ以外の動画は画質や編集にこだわりたいので、すべてAviUtlでmp4形式(H.264 + AAC-LC)にエンコードしています。
※SUPER©やMediaCoder、携帯動画変換君といった簡単エンコーダは使いません(*`・ω・)9
問題になるのはAviUtl(出力プラグイン)の強烈な重さです。マルチプロセッサに対応した現バージョンや対応プラグインを使っても、泣きたくなるほど重いです。
どうすれば高速出力できるのか…色々試した結果、『CPUとか買い換えるのが一番早くて効果的』という当たり前の結論に到達しましたw
買い換えてみました
廃盤になったり新しい商品が販売されているため、商品へのリンクを削除しました。
まずはCPUですが、Core2 Duo E6850(定格3.00GHz)から、Core2 Quad Q9550(定格2.83GHz)に買い換えました。
新しいCPUであるCore i7 420と迷いましたが、マザーボードも買い換えなきゃいけないし、出たばかりのものに手を出すと痛い目(すぐに次世代版が登場したり、値下がりしたり)を見ることが多いので、ある程度『枯れた』CPUであり、オーバークロック耐性がとても高いことでも有名なCore2 Quad Q9550に決めました。安いです。E0ステッピングです。
ちなみにマザーボードはこれまで通り、AsusのP5Qです。
メモリはせっかくなので増設しようと思いましたが、これまでの『1GB x 2 = 2GB』から『1GB x 4 = 4GB』にするよりも、どうせなら将来のことを考えて『2GB x 2 =4GB』にすることにしました。
トランセンド社製で、当然Dual Channel動作です。それにしても安くなりましたよね、メモリ。
さらに、ついでに光学ドライブも買い換えてしまいました。
LG製GH22NS40を使っていたのですが、いわゆるRipLockのせいでDVDリッピングが最大4倍速程度と遅くて、いつまでたっても公式ファームウェアが出てこないので、ファームウェア書き換えが多彩かつ容易なNEC(現ソニーNECオプティアーク)製にしてみました。
換装完了、いよいよ使用開始♪
オーバークロックもしてみたり
早速BIOSをいじり、CPUを定格の2.83GHzから3.40GHzにオーバークロックしてみました。
CPU-Zで見た結果は以下の通りです。
まずはこれまで使っていた、Core2 Duo E6850(定格)から。
続いてオーバークロックしたCore2 Quad Q9550の結果はこちらです。
気になる動画エンコードにかかる時間ですが、ざっくり言うと半分近くの時間短縮ができました!
具体的に言うと、HandBrakeでx264の2pass出力を行う際の1pass目が、これまでだいたい60fps前後だったのに対し、現在はなんと110fps前後と驚異的な速度アップに成功しました。
肝心のAviUtlの方はというと、これまたほぼ半分に近い時間短縮ができました。とある動画のエンコードで試したところ、20分強かかっていたエンコードが11分ほどで完了しました。
すばらしいです!(´∀`)
またオーバークロックに加え4コアの威力なのか、同時複数の処理にもとっても強くなりました。
なんとHandBrakeのエンコードとAviUtlの編集・エンコードを同時に行っても、従来のCore2 Duoでのエンコード速度より速いという結果に!Σ(・д・ノ)ノ
もうウハウハです!
ウハウハしすぎて、今日もMHFにはログインできませんでした(´∀`;)
ディスカッション
コメント一覧
Zoomeから来ましたー(。・ω・)ノ゛
みお☆さんはキャプチャーするアプリは何使ってますか?
自分はFrapsなんですけど、軽めで画質よさげなのありますかねぇ。
昔はGameCamを使ってましたがPC変えてからなぜか音ボードを認識してくれなくてFrapsにしましたがキャプった動画の容量がハンパなくデカいんでどうにかならんかなぁと思ったりしてます・・・。
オススメありますでしょうか?
>DDO_Fateさん
zoome の方でもコメントくださってありがとうでした(*´∀`*)
キャプチャについてはまた書こうと思いますが、わたしは Dxtory を使ってますょ。
Fraps は以前使ってました。 編集ソフトを使うのが前提なのでファイルが 4GB 単位で区切られるのはいいのですが、フルスクリーン前提なのと、高解像度にするとやっぱり重いのでやめました。
Dxtory で複数HDDへの書き込みを有効にしてキャプチャしてますが、すこぶる快適です♪
追伸です。
CPU等を換装したので、久しぶりに Fraps を試そうとの最新バージョンを入れてみました。
ファイルが 4GB 単位で区切られるのは相変わらずですが、いつの間にかフルスクリーンでなくウィンドウの状態でもキャプチャできるようになっていたんですね。知らなかった…。
それになんだか軽さも驚異的でした。
Dxtory をこれまでの設定通りで使うと 1280×720 が限界でたまにコマ落ちもするのですが、Fraps だと何と1920×1080 でぬるぬるキャプチャ可能でした。
今度はDxtory の設定を新しい環境用に色々いじってみて、またブログでご報告します(-ω-*)゛