Xbox 360用ゲームパッドをPCで☆情報まとめ

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これまで使っていたロジクールのゲームパッドは、PS2純正コントローラーをコンバーター(ELECOM製の変換アダプタ)で接続していた頃に比べてレスポンスもよく、おおむね満足してました。アナログスティックが軽くて押しやすいのも気に入ってたポイントです。

でもXbox 360版MHFの発売を機に、FPSユーザーから神コントローラーと高評価を得ているXbox 360純正コントローラーに興味を持ちました。

これまで使っていたロジクール製ゲームパッドは、最近になって右スティックの反応が鈍くなってきたので、思い切って買い換えちゃうまでの顛末をまとめておきます。

購入してみました♪

わたしはXbox 360用として発売されている純正のコントローラーを購入しました。

現在はBluetoothと有線接続に対応し、xbox oneとPCに両対応した以下のモデルが販売されています。PC用USBケーブルも同梱されています。

中身であるコントローラーはXbox 360用とPC用で違いはなく、全く同一のものです。

PC用として発売されているものにはPC用のデバイスドライバが付属していますが、Windowsが自動認識してドライバをインストールしてくれますので、どちらでも問題はありません。

Xbox 360用のコントローラーは人間工学に基づいて設計されていて、持ちやすく、操作疲れしにくく、しかもゲーム専用機向けの純正品ということもあり作りがしっかりしています。

ネット等での評価通り、使用感は素晴らしいの一言です(*´∀`)ノ

なお、最新のデバイスドライバはOSの種類にあったものを下記からダウンロードできます。

Xbox 360 Controller for Windows (Xbox 360 コントローラー フォー ウィンドウズ リキッド ブラック) | Microsoft Hardware
Xbox 360 Controller for Windows は、Microsoft ゲーミング システム Windows XP と Xbox 360 で、むらのない汎用的なゲーミング体験を楽しめます。

某くまさんに持ってもらいました

うちの寝室にいる某くまさんに持ってもらいました♪(´ω`)

モンハン持ちができない!

さて、PS2用ゲームパッドを変換コネクタ経由で使用する場合はもちろん、PC専用として発売されているゲームパッドの多くはPS2用ゲームパッドに似せたボタン配置になっています。

でもXbox 360用コントローラーは大きく異なり、左アナログスティックと方向キーの位置が逆になっています。

前述したクラシックタイプの配置でプレイする場合にはこれがとっても大きな問題で、左手の親指でキャラクターの移動をしつつ、人差し指で視点操作をするという『モンハン持ち』が使えません。

※同じく方向キーと左アナログスティックの位置がPS2と異なるNintendo 3DSも同じ問題を抱えています。対策として拡張スライドパッドが発売されていますが、これはモンハン持ちを可能にすることを目的とした製品ではなく、後述するXbox 360用コントローラーのように、視点移動に使う右アナログスティックを増設するものです。

モンハン持ち
↑モンハン持ち (オレblog様より)

長らくPS2やPSPといったSONY製ゲーム機で展開してきたモンハンシリーズは、このモンハン持ちでプレイする方がとても多いようです。

そのせいでXbox 360版のMHFや、PCでのXbox 360用コントローラーの使用をためらう方も決して少なくないと思います。それほど理にかなった、定番の持ち方ということですよね。

じゃあXbox 360用コントローラーではどうやって視点操作をするのかというと、まずボタン操作がクラシックタイプのままならそのままなのですが、これを携帯機タイプに設定すると、右アナログスティックで視点を操作できるようになります。

実はXbox 360用やPC用のゲームでは、移動と視点操作を同時に行うゲームの多くが右アナログスティックで視点操作する方式を採用していて、一人称視点で戦場を駆け回るファーストパーソン・シューティングゲーム、いわゆる『FPS』に慣れている方には、むしろこの操作方法の方がなじみがあると思います。

『じゃあ攻撃はどうするの?』ということですが、こちらはPSP版と同じように、4つのボタンとRボタンを組み合わせることになります。PSP用のMHPシリーズになれている方ならすんなり馴染めると思います。

PSP版のMHP3rd(Monster Hunter Portable 3rd)の発売が近づいていることもあり、MHFと似た感覚でプレイできたら便利だなーというのも買い換え理由の一つになりました(ノ´∀`*)

携帯機タイプ配置でPSPライクにしてみる

まずはコントローラーの設定を携帯機タイプに変更します。

携帯機タイプのコントローラー設定

携帯機タイプだと、PSP版と似た操作感になります。PS2版に似せたクラシックタイプとの大きな違いは、攻撃動作を右アナログスティックではなくボタンの組み合わせで行う点です。

YボタンとBボタンの同時押しで操作する場面が多くなり面倒な気もしますが、例えばガンランスを使うとき、右アナログスティックの感度が原因で『ステップ中にリロードしたつもりが斬り上げになっちゃった』みたいなミスがなくなります。このような細かい連続操作は、敏感で曖昧なアナログよりも、デジタルなボタン操作の方が向いていると思います。

次に、アナログスティックの感度が良すぎると、ガンナーでプレイ中に意図せず振り向いてしまったり、照準を合わせるのが難しくなってしまうことを考慮して、感度を落としました。だいたい60~70あたりでいいかと思いますが、わたしは50で試してみました。もしかしたらやり過ぎかも知れません(;・∀・)

アナログスティックの感度調節

操作方法を変更したばかりなので仕方ありませんが、まだ馴染めずにいます。特に最近一番使っているガンランスの操作は結構複雑で、頭で考えながら操作しているため動きがにぶいですw

このあたりはPSPでMHPをプレイしている方には何の違和感もないと思いますし、しばらく使っていれば慣れてくると思います。

ワイヤレスコントローラーを使いたい場合

※状況が変化したため、以下は記事の内容を一部変更しています。

上の方で紹介した現在販売されているxbox one用のコントローラーはBluetoothと有線に両対応しています。ただしワイヤレスの場合は以下の商品が必要です。

わたしは軽さと充電要らずの利便性から、ケーブル接続タイプのコントローラーを選択しました。でも『少しくらい重くてもワイヤレスの方がいい』という方も多いかと思います。

特に最近発売された新モデルのワイヤレスコントローラーは、唯一評価の低かった方向キーが改善され、とっても完成度の高いコントローラーになってます。

追記:不具合について

しばらく悩んじゃいましたが、公式サイトに不具合として載ってました。

Xbox 360版MHFではLTRTの同時押しでチャットウィンドウが開きますが、これをPC版 (携帯機タイプの設定) でやるとチャットウィンドウが開きません。

ページ選択等ではLTとRTを別々に認識して使えるのですが、同時押しがだめみたいです。

内部的には「Z軸」をLTとRTで増減させているだけで、独立したボタンとして認識されているわけではない、というのが原因のようです。

対策として、有名な非公式ドライバだとLTとRTがZ軸のトリガーではなく独立したボタンとして扱うことができるので、この問題は回避できます。でも非公式ドライバはトラブルをよく聞きますし、開発も終了しているためわたしは見送りました。

Xbox 360 コントローラー用デバイス ドライバ
Xbox 360 コントローラーを Windows で使用するためのデバイス ドライバです (非公式)。このドライバーの使用は各自の責任で行ってください。

公式に不具合として認識されている問題なので、デバイスドライバ側やMHF本体プログラム側で対処してくれるのを待ちたいと思います。